施術について
整形外科クリニック時代から 筋膜リリース、徒手モビライゼーション、マニュピレーション、 単一筋に対しての選択的ストレッチ(ホールドリラックス、Ib抑制等) PNF、徒手による選択的筋力強化などを絡めた運動療法を実施していました。
当院の施術メソッドの1つである筋膜リリースについて
当院の施術ではあらゆる手技を複合的に使用していますが、再現性が非常に高く、使用頻度がもっとも高い「筋膜リリース」を得意としています。
まず筋膜リリースとは、
筋膜は、全身をくまなく覆っていることから「第2の骨格」とも言われている。筋膜には筋の保護作用の他、筋収縮の際の滑走を助ける役割もあり、筋膜の機能異常による滑走性の低下や基底張力の変性は、疼痛の原因となる。
引用)筋再教育運動が筋膜リリース後の筋筋膜の伸張性 および筋力に与える影響
と言われてます。
難しい言葉の羅列なので、いまいち分かりづらいですが、簡単に言い換えると筋膜とは「全身を張り巡らせているボディスーツ」で、そのどこかでねじれが起きたり、縮んだりすることで痛みが出現します。
例えば肩まわりの筋膜が縮んでいて、全身の動きが悪くなり腰に負担がかかってしまうことで腰痛が出現するということが多々あります。
つまり、痛い場所に原因はないということがほとんどなのです。
下の画像をイメージしていただくとわかりやすいと思います。
このように「筋膜のねじれ」を見つけ、そこをはがしていくことで痛みの根本原因にアプローチしていきます。
当院では、この筋膜リリースを中心にしたオリジナルメソッドにより痛みの改善を目指します。
ヘルニアや脊柱管狭窄症にも有効なのか?
背骨の間が狭くなっていると言われた場合は、筋膜リリースなどの整体は意味がないのか?
というと、そういうわけではありません。
実はヘルニアや脊柱管狭窄症と診断されたとしても、筋や筋膜などが原因であることがほとんどだからです。
そういった場合は手術をしても、しばらくすると痛みが再び出現してしまいます。
もちろん手術適応の方もいらっしゃるのですが、手術を決断する前に筋・筋膜が原因である可能性も考える価値はあります。
筋膜リリース以外のスキルは?
もちろん筋膜リリース以外にも、最初にお伝えしたように徒手モビライゼーション、マニュピレーション、 単一筋に対しての選択的ストレッチ(ホールドリラックス、Ib抑制等) PNF、徒手による選択的筋力強化などの技術を複合的に使用しながら症状の改善を目指します。
筋膜リリースは一つの手技に過ぎないのですが、お客様への説明のしやすさ、再現性の高さなどから主に使用する手技として筋膜リリースを使用しています。
諦めないでください!
「この腰痛はもう良くならないのかもしれない」「一生この痛みと付き合っていかなければならないのか…」「怖いけど手術しかないのかな」と不安を抱えている方は一度当院にご相談ください。