痛みを我慢し続けていると、身体ってどうなっちゃいますかっていう話

〇〇な話

みなさんこんにちは。板橋区西台の「慢性腰痛専門整体院 T’s整体院」院長の廣川です。

今回のテーマもお客様からの素朴な疑問に関してです。

こちらの疑問をされたお客様は若いころから何度もぎっくり腰を経験されている方で、慢性的に首、背中、腰にハリと重だるさがあって、困って当院にいらっしゃいました。

その方いわく、「仕事は平日夜遅い、土日の午前中は寝ていたいし、午後は子どもの習い事の送迎、妻と車で1週間分の食料品の買い出し。こんな生活だとついつい身体の痛みも我慢しちゃうんですよ」と。

意を決して当院に来られてからはかなり状態も改善され、最初は週に1度の通院でしたが、「いおたみ現在は3~4週に1度のメンテンナス期に入られました。

「でも・・・そのまま身体のメンテナンスをせずに我慢してればなんとかなるかとほっておいてたら、どうなってたんですかねぇ」と言われました。

ギリギリ我慢できるレベルだけど、そのまま放置してると・・・

そうです。ちゃんと身体にて悪い影響が蓄積していくんですね。

今会は「体の痛みをほっておくとどうなっていくか」「そんな方が当院ではどんな効果が期待できるのか」を記載したいと思います。

痛みを放置した場合の生理学的な影響

  1. 慢性痛への移行
    急性の痛みは通常、体が損傷を修復するための一時的な警告信号ですが、放置すると脳や神経系に痛みの記憶が形成され、慢性化する可能性があります。この状態は「中枢感作」と呼ばれ、脳が痛みの信号を過剰に処理するようになります。
  2. 筋肉や関節の二次的な影響
    痛みを避けるために体の特定の部位をかばうことで、他の筋肉や関節に過剰な負担がかかり、新たな痛みや機能障害を引き起こす可能性があります。例えば、腰痛をかばうことで歩行バランスが崩れ、膝や股関節の問題が発生することがあります。
  3. 血流の悪化と炎症の慢性化
    痛みがある部位の血流が低下すると、組織の修復が遅れるだけでなく、炎症が長引きます。これが慢性の炎症反応を引き起こし、さらに痛みが悪化する悪循環に陥ります。
  4. 神経系の過敏化
    放置された痛みは、自律神経系にも影響を及ぼします。交感神経が過剰に働き、心拍数や血圧の上昇、消化不良、睡眠障害など全身的な影響が現れることがあります。
  5. 生活の質の低下
    痛みによる動作制限やストレスは、運動不足や社会活動の減少につながり、筋力低下や心理的な不調(うつ症状や不安感)を引き起こします。

そんなお客様に当院で期待できる効果

  1. 痛みの根本原因を特定
    当院では解剖学や生理学、運動学に基づき、痛みの原因がどこにあるのかを正確に評価できます。例えば、腰痛の原因が実際には股関節の可動域制限や筋膜の緊張にある場合など、根本にアプローチする施術が可能です。
  2. 個別の状態に応じた施術
    当院では、患者一人ひとりの痛みのパターンや体の使い方を考慮し、最適な治療法を提供します。手技療法(オールハンドの施術)や運動療法を組み合わせ、症状を改善に導きます。
  3. 自己治癒力の促進
    血流やリンパの流れを改善する施術は、炎症の軽減や組織の修復を助けます。また、筋肉や関節の適切な動きを取り戻すことで、自然治癒力を高めることができます。
  4. 痛みの再発防止
    痛みの原因を取り除くだけでなく、再発を防ぐために日常生活の中での姿勢改善やエクササイズの指導も行います。理学療法士ならではの専門知識を生かし、患者自身がケアできる方法を伝える点も大きな利点です。
  5. 全身的なアプローチ
    当院では痛みを局所的に捉えるのではなく、全身のバランスや運動パターンを総合的に評価します。これにより、より持続的で効果的な治療が可能です。

さいごに

痛みを放置すると、神経系や筋骨格系に慢性的な悪影響を与え、体と心に負担をかける悪循環を引き起こします。

当院では、痛みの根本原因にアプローチし、体の自然治癒力を引き出す施術が受けられるため、症状の改善と予防に非常に効果的です。

早期に適切なケアを受けることで、健康な身体を維持し、生活の質を向上させることができます。

この記事を読んて頂いている、身体の痛みを長い事放置している方。ぜひ一度当院でお体のメンテナンスをしてみませんか?

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。ではまた次の記事でm(__)m

この記事を書いた人

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廣川 徹

昭和49年生まれ。板橋区の腰痛専門整体院 T's整体院の院長。理学療法士として17年間、整形外科リハビリクリニックや外来患者様中心の病院、慢性期専門病院、有料型老人ホーム等で働き約10万件以上の施術経験をし、多くの患者様の痛みの改善、生活の質の向上に貢献。