もっと知りたい!「理学療法士」についての話

〇〇な話

みなさんこんにちは。板橋区西台の「慢性腰痛専門整体院 T’s整体院」院長の廣川です。

今回のブログのテーマもお客様に良く聞かれることを取り上げてみました。

予想以上に多いんです。

「理学療法士ってリハビリの人だよね。でもそれ以上は詳しく知らないんだよねぇ」

たしかにそうです。病院や整形外科リハビリクリニックで患者としてお世話になったとしても、リハビリしてくれる先生であり、それ以上の詳しいことはあまり知らないという方がほとんどです。

最近お客様とこの話になることが多かったので、まとめてみました。

どんな仕事、どうやったらなれるのか、他の医療職との違いはどこなのかなども踏まえて書いて見たので気軽に読んでみて下さい。

少しでも知って頂けたら嬉しいです。


理学療法士とは?

理学療法士(PT:Physical Therapist)は、病気やケガ、加齢などによって運動機能が低下した方に対し、運動療法や物理療法(電気・温熱・水治療など)を用いてリハビリを行う専門職です。医師の指示のもと、患者の身体機能の回復や生活の質(QOL)の向上をサポートします。

主な仕事内容

  • 運動療法(筋力トレーニング、ストレッチ、歩行訓練など)
  • 物理療法(電気療法、温熱療法、水治療など)
  • 日常生活動作(ADL)訓練(着替え、食事、移動などのサポート)
  • 姿勢・歩行の分析と改善
  • スポーツリハビリ(スポーツ選手のケガの回復・予防)
  • 予防リハビリ(高齢者の転倒予防、生活習慣病対策)

理学療法士になるには?

理学療法士になるには、**国家資格「理学療法士免許」**を取得する必要があります。

資格取得までの流れ

  1. 理学療法士養成校(大学・短大・専門学校)に進学
    • 4年制大学(学士)
    • 3年制短大(短期大学士)
    • 3年制専門学校(専門士)
    ※どのルートでも卒業すれば国家試験の受験資格が得られます。
  2. 国家試験に合格
    • 毎年2月に実施される国家試験に合格すると理学療法士免許が取得できます。
  3. 理学療法士として働く
    • 病院やクリニック(整形外科、リハビリ病院など)
    • 介護施設(デイサービス・特養など)
    • スポーツ分野(アスリートのリハビリ・トレーナー)
    • 自費整体院や独立開業(経験を積んでから)

理学療法士(PT)の特異性とは?

理学療法士(Physical Therapist, PT)は、医療従事者の中でも運動機能の専門家として独自の役割を持ちます。医師や看護師、作業療法士(OT)など他職種と協力しながら、患者の「動く力(運動機能)」の回復を支えることが特長です。

理学療法士の専門領域

理学療法士が扱う領域は多岐にわたりますが、大きく以下の4つに分類されます。

① 運動療法(Movement Therapy)

運動療法とは、患者の身体機能を改善・維持するための運動を主体とした治療のこと。理学療法士が個々の患者に適した運動プログラムを考案し、適切に指導します。

  • 筋力トレーニング(筋力低下の改善)
  • 関節可動域訓練(拘縮や関節の硬さを改善)
  • 歩行訓練(杖・歩行器の使用指導を含む)
  • バランストレーニング(転倒予防や姿勢保持)

特異性: 患者の動きを評価し、科学的根拠に基づいた運動処方を行う点が理学療法士の強み。


② 物理療法(Physical Agents)

運動療法だけでなく、機器や物理的刺激を利用した治療も行います。

  • 電気療法(低周波・高周波治療):筋肉の活性化や痛みの軽減
  • 温熱療法(ホットパック・超音波治療):血流改善や筋緊張の緩和
  • 寒冷療法(アイシング):炎症や腫れの軽減
  • 水治療法(プールでのリハビリ):浮力を利用した負担の少ない運動

特異性: 物理療法を組み合わせることで、患者の状態に応じた治療が可能。


③ 姿勢・動作分析(Biomechanical Analysis)

理学療法士は、患者の姿勢や動作を細かく分析し、問題の根本原因を探ります。

  • 歩行分析(左右差、足の接地、体重移動のバランス)
  • 姿勢評価(猫背、反り腰、側弯などのチェック)
  • 動作評価(立ち上がりや階段昇降の動作)

特異性: 他の医療職と異なり、患者の「動き」に着目し、改善策を提供する専門性がある。


④ 日常生活動作(ADL)・生活指導

理学療法士は、単に「動けるようにする」だけでなく、患者が日常生活を自立して送れるように支援することも重要な役割です。

  • 着替えや食事動作の指導(姿勢や動作の工夫)
  • トイレや入浴の動作訓練(自立をサポート)
  • 杖や装具の選定・指導(歩行器・サポーターの適切な使用)
  • 在宅環境のアドバイス(段差の解消、手すりの設置)

特異性: 「リハビリをしたら終わり」ではなく、患者の生活に寄り添い、生活全般を考慮したサポートができる。


理学療法士 vs. 他職種の違い

職種役割特異性
医師(ドクター)診断・治療・手術診察・薬物療法・手術による介入
看護師(ナース)医療的ケア・生活支援患者の全身管理・生活援助
作業療法士(OT)日常動作・応用動作の訓練創作活動や認知機能リハビリも担当
理学療法士(PT)運動機能の回復・向上動作分析や運動療法の専門家

理学療法士は、「運動機能の回復と最適な動作指導」に特化した専門職であり、他職種と連携しながら、患者が動ける身体を取り戻すためのリハビリを行います。


理学療法士になるための必須スキル

理学療法士として活躍するためには、以下のスキルが求められます。

  1. 解剖学・生理学・運動学の知識(骨・筋肉・神経の構造と動きを理解)
  2. 患者の評価スキル(歩行・姿勢・筋力・関節の状態を分析)
  3. 治療計画の立案能力(患者に合わせたリハビリメニューの作成)
  4. コミュニケーション力(患者や家族、医療チームとの連携)
  5. 問題解決能力(患者の課題を発見し、最適な治療法を考える)

まとめ

🔹 理学療法士は「動き」の専門家として、患者の運動機能を改善する職業
🔹 運動療法・物理療法・動作分析・ADL指導の4つの柱でリハビリを提供
🔹 医療・介護・スポーツ・自費リハビリなど多様な分野で活躍可能
🔹 国家資格を取得し、科学的根拠に基づいた治療を実施するプロフェッショナル



いかがでしたでしょうか。理学療法士は、単なる「リハビリの人」ではなく、動作のエキスパートなんんですね。

みなさん趣味で色んなスポーツをされてると思います。

ゴルフ、野球、水泳、ランニングからヨガに体操、ウォーキングまで。多種多様です。

その道のインストラクターというのはそれぞれいらっしゃいますが、僕たち理学療法士というのはその手前の動きの段階から何が正しくて、何がおかしい、その時の関節の中の動きは本来はこうで、痛みが出ているという事はどういう風におかしいということを考えられる職業なのです。

ではその理学療法士の僕がなぜいま医療現場にいないのか。

なぜ独立開業して整体院をやっているのか。

それについてはぜひ当「T’sブログ 『院長ってどんな人? ~ストーリーで読み解く院長の人生と人間性~』」をぜひご覧ください(なんていい流れでの自分のブログの紹介なんだ・・・)。

院長ってどんな人?① | T’s整体院

ちなみこれ7部作の超大作になってますんで(笑)

お時間のある時にぜひ(^^)/

またまた長くなってしまいました。今回はこれくらいで。

それではまた次回のブログでお会いいたしましょうm(__)m


この記事を書いた人

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廣川 徹

昭和49年生まれ。板橋区の腰痛専門整体院 T's整体院の院長。理学療法士として17年間、整形外科リハビリクリニックや外来患者様中心の病院、慢性期専門病院、有料型老人ホーム等で働き約10万件以上の施術経験をし、多くの患者様の痛みの改善、生活の質の向上に貢献。