院長ってどんな人?②
~ストーリーで読み解く院長の人生と人間性~
- 1.はじめに
- 2.理学療法士 なるまでストーリー 学生編
- 3.理学療法士 なるまでストーリー 社会人to学生 編
- 4.理学療法士 なってからストーリー 臨床現場デビュー編
- 5.理学療法士 なってからストーリー 帰京~開業決意編
- 6.理学療法士 なってからストーリー 開業準備~開業~そして現在編
- 7.おわりに
2.理学療法士 なるまでストーリー 学生編
僕は1974年、昭和49年生まれの現在49歳。3人兄弟の次男です。
子どものころから外で遊ぶのが大好き、勉強はボチボチ・・な、いわゆる普通の男の子でした。
中学生からは兄が始めていたバスケットボール部に所属しました。
監督、仲間にも恵まれ部活に熱中し、東京都大会、関東大会優勝、全国大会ベスト8という成績を残すことができました。
その当時から僕は、背は大きい方でしたが、何か特別な能力や秀でた技術はなく、
「できることをコツコツと頑張る」
「仲間がプレイしやすくなることを考えて動く」
そんな選手でした。
高校でも全国大会出場レベルの高校へ行くことができました。
ここでの厳しい練習がいまの僕の忍耐力、継続力を培ったのだと思っています。
※高校時代はリアルタイムで「スラムダンク」を読んでいました。あの頃から考えると現在は「Bリーグ」としてここまでバスケットボールが日本で盛り上がっているなんて感慨深いです。
大学でもバスケットボール部に所属しましたが、これまでとは一転、その部は前年に創立したばかりでした。
ここでは一から仲間とバスケ部を作り上げていく楽しみが大きかったことを覚えています。
ちなみに今までの人生において長い事バスケットボールをしてきました。
その中で足首の捻挫や指の脱臼などもありましたが、骨折に関しては2回。
高校時代と大学時代に一度づつ。それも同じところを。どこだと思います?
それは・・・鼻です。
ちなみにこれは「例え」としての「鼻を折られた」ですよね。わたくし、「ガチ」なやつです。
みなさん、鼻、折ったことありますか?
いま奇跡的に手を挙げた方、もう一度聞きます。
鼻、2回折ったことありますか?はい、結構です。
いませんでしたね(どこかにはいるでしょう)。
そうなんです。僕骨折での部位において、「鼻率」100%。
おかげで鼻が途中から高くなってます。それと2°ほど曲がってます。
なぜなら1度目の骨折の時、止まらない鼻血を抑えながら高校の体育館から近くの病院に向かおうとしていると、そこに出くわしたのは・・・。
この先が聞きたい方はぜひ当院受診された際、直接聞いてください。
包み隠さずお伝えします。なぜかこの話、僕の前職場の後輩が大好きなんですよね。
何回聞いても笑えると。僕はそんなに面白いかなぁと思うんですが。
ちょっと話がそれました。大学時代は同じクラスにで口数は少ないけれど、たまに言うコメントがセンスがあるというか、一言でオチをつけて笑いをかっさらう感じの友人がいました。
そんな彼を
「こいつかっこいいなぁー」
「こいつみたいにセンスのいいコメントできたらモテるんだろうなぁ」
とずっと羨ましく思っていた記憶があります。
その頃の自分自身に関しては
「なんか場を盛り上げようと一生懸命しゃべるけど、ただそれだけのヤツ」
という自己評価。そこが密かに大きなコンプレックスでした。
大学卒業する前年に今後の進路を考え始めますが、僕はここで「理学療法士」を選択した訳ではありませんでした。
何度か足首の捻挫で整形外科にかかり理学療法士の先生にお世話になったことがありましたが、その時はまだその職業の魅力に気づかず、将来の選択肢のひとつではありませんでした。
その時点では自分自身について、
「おしゃべりで人見知りしなくて、なんせ人が好き。
体力もあるし、業種はともかく営業だな」
と、これくらいの感じで就職先を探し始めました。
その後僕はバイト先の先輩の紹介で受けた総合商社に入職し営業として働くこととなりました。
まぁその配属に関していえば、入社式が終わり研修後に
「はい。君は名古屋営業所配属ね」
と言われて、まさかいきなり実家を出て一人暮らしをするとは考えていなかったので衝撃的だったことは覚えています。
数年後その当時の名古屋営業所所長に自身の名古屋配属の話を聞くと、
「新入社員の懇親会で一番酒飲んでたのがお前で、所長達の中で一番酒飲むのがおれや。
だからお前が名古屋配属になったんや」
と聞いてひっくり返りそうになりました。
(まだ理学療法士を志すところまで行っていません。すいません)。
そして愛知県名古屋市で一人暮らしをしながら総合商社で働くこととなります。
この記事を書いた人
廣川 徹
昭和49年生まれ。板橋区の腰痛専門整体院 T's整体院の院長。理学療法士として17年間、整形外科リハビリクリニックや外来患者様中心の病院、慢性期専門病院、有料型老人ホーム等で働き約10万件以上の施術経験をし、多くの患者様の痛みの改善、生活の質の向上に貢献。